ウエルナー症候群は常染色体劣性の代表的遺伝的早老症である。 1997 年のMatsumotoらの報告では、これまで全世界で1,300名程度の患者が報告され、そのうち800名以上が日本人とわが国で特に頻度の高い疾患で ある。ウェルナー症候群（Werner syndrome）は白内障や白毛、脱毛など、実年齢に比べて「老化が 促進された」ように見える諸症状を呈することから"早老症"と呼ばれる。 思春期以降に発症し、がんや動脈硬化のため40歳半ばで死亡する常染色体劣性疾患で、日本の国内の推定患者数は推計700名から00名、世界 の報告の６割を日本人が占める、日本に多い病気です。 1996 年にウェルナー症候群の原因遺伝子は同定されま したが、その早老機序は十分には明らかになっておらず、 根本的な治療法はまだありません。
実は日本人にも多い 著しく早く老化が進んでしまう 早老症 とは Doctors Me ドクターズミー
